志太広域事務組合

イベント内容

昭和の銀幕を飾った大ｽﾀｰたちの魅力あふれる名作
料金:500円(入場券は当日会場で販売…入場後の出入り自由)

｢沓掛時次郎 遊侠一匹｣:大衆文学の雄である長谷川伸の股旅もの屈指の名作を､近年国際的な再評価が著しい名匠加藤 泰が感情豊かに｢心をこめてこしらえた｣傑作｡庶民へのやさしさと､強権や不条理への怒りを爆発させる錦之助の陰影に富んだ名演が光る｡
監督 加藤 泰､出演者 中村錦之助､池内淳子､東千代之介､渥美 清
｢悪名｣:朝吉(勝新太郎)とﾓｰﾄﾙの定(田宮二郎)の絶妙ｺﾝﾋﾞに心躍らせられる､驚異の第16作まで続いたﾋｯﾄｼﾘｰｽﾞ｡中でも､やはり第1作と第2作が必見｡田中徳三監督､脚本依田義賢､撮影宮川一夫､照明岡本健一､美術内藤昭という当時の日本映画界が誇る最高のｽﾀｯﾌが結集している｡
監督 田中徳三､出演者 勝新太郎､田宮二郎､中村珠緒､水谷良重
｢嵐を呼ぶ男｣:実兄石原慎太郎(現東京都知事)の小説を映画化した｢太陽の季節｣(1956)で鮮烈にﾃﾞﾋﾞｭｰした石原裕次郎のｲﾒｰｼﾞを決定的にした記念碑的作品｡裕次郎入門としても最適な1本｡
監督 井上梅次､出演者 石原裕次郎､北原三枝､金子信雄､芦川いづみ
｢人生劇場 飛車角と吉良常｣:｢飢餓海峡｣ばかりが挙げられる巨匠内田吐夢だが､晩年の傑作といえばこれ｡尾崎士郎の名作｢人生劇場｣を､内田は戦前に｢青春篇｣(1936)を映画化していたが､本作は原作の第3部にあたる｢残侠篇｣｡主役級の役者が勢揃いしているが､脇役も丁寧に描かれ､格調高い作品に仕上がっている｡
監督 内田吐夢､出演者 鶴田浩二､高倉健､藤純子､辰巳柳太郎

詳しい内容は､問い合わせ先にてご確認ください｡